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爽やかサワデーとタイ語のサワディー

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爽やかサワデー 小林製薬

タイ語のこんにちはは、サワディーなので、これって、小林製薬のトイレの芳香剤の爽やかサワデー??と同じ?とか思って、小林製薬のサイトに行ってみた。

そしたら、爽やかなデー(day) から来ていると語源が説明されていて、笑ってしまった。

肝心のタイ語のサワディーは、サンスクリット語のswasti から来ていて、意味は吉祥を意味するらしい。

そういえば、吉祥寺っていう駅があるけど、吉祥寺に吉祥寺というお寺はない。(その理由はググると出てくるので面白い)

サンスクリット語のswastiのsw−は古い段階ではsu-だったらしく、su-そのもので【良いこと】を示す。

これはロシア語でも同じことで、

死ぬことは、smert’といい、死ぬことなのに、s−がついているのは、天寿全うは良いことであるとされるからだ。(フランス語では死ぬはmourir で死ぬにロシア語同様m-rの子音が埋め込まれているが、最初のs−音は不在である。)

swastiのastiの部分はサンスクリット語のBE動詞の活用(三人称単数)。

サンスクリット語のasti は

ギリシア語ではenti (ドーリア方言)

ラテン語ではest

ドイツ語ではist

英語ではis になります。

そうなると、swastiは

s-(いいこと/good )+asti (英語でいうit is ) なので、

It is good.

これでswasti(it is good)が吉祥となり、相手に吉祥を願うことで、タイ語にサンスクリット語から流入して、こんにちはの挨拶言葉になるんですね。

まるで、韓国語のアンニョンハセヨみたいです。

アンニョンは、中国語の漢字で書けば、安寧(あんねい)ですから、

安寧ハセヨ?(安寧でいらっしゃいますか)

ですからね。

安寧は辞書では無事で安らかなことと定義されています。

挨拶の構造は、言語が違っていても、人の平和を願うことってのがやはり多いですね。

アラビア語もそうですね。

アッサラーム・アレイクム!

神の平和(アラー)がアナタの頭上におあしまするように!

掘り下げれば掘り下げるほど、意味は通底し、言語の違いが感じられないほど、同一の考えに辿り着くのです。

それが絶対語感の真髄であり、超情報場と呼ばれるものになるのです。






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Dr.Tatsuhide Mizoe

溝江達英

言語をこよなく愛し、学んだ外国語は20ヶ国語以上にも上る国際言語学者。カナダ・ラヴァル大学にて、講義をフランス語で行い、受け持つ授業は北米最多クラスの年間270コマ超の、超人気の言語学教官として活躍中。

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