溝江達英【公式】

異国での存在証明

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東京からモントリオール到着!なんとか飛行機も遅れず着いてくれて、初授業には遅刻せず間に合った!何年やっても授業している自分が一番落ち着くし好きだ。

いろいろな言葉が飛び交う街モントリオール。2ヶ月半ぶりに英語とフランス語の道端でのやり取りを耳にする。

英語を聞きながら、会話に頻出するBE動詞の歴史が急に気になり始めた。

英語のBE動詞のBEはブッダ(Buddha)の中のブッという音と親戚だ。このブッ!っていう音の部分だけでは【目覚め・覚醒・気づきを与える】を意味する。

つまり英語のBE動詞は【目覚め】が究極の意味だということになる。

ちなみに、ブッ!の後のダは過去分詞で、ブッダとは、ブッ(=目覚めさせる)+ダ(過去分詞で受動の意味)=目覚めさせられたもの=覚醒したもの=悟りに至った者となる)

Beがブッダのブッ!(=覚醒=目覚め)と同じならば、

I AM ときたら、I(私) AM(目覚めています) こう考えればいい。

だからこそ、動作の躍動感、臨場感をBe+INGで表すのもBE動詞そのものが、眩しいくらいの目覚めている感があるからだ。I AM SINGING. 私は歌っています!くらいじゃ物足りず、私、目覚めてます、歌うことに!くらいの躍動感が欲しい。そして、あなたの頭の中に、ガンガン頭を振りながら、マイクを持ってノリにノッて歌っている自分を、画像でなく、動画で感じられたら、あなたはもうBEのコアを掴んでいる。

存在するとは目覚めていなければいけない。目をキッカリ見開いた。そんな感じだ。

I AM HAPPY !!! あたし、幸せに目覚めてる!!超うれし~

こんなことをBE動詞は教えてくれる。

BEはその場の覚醒をことごとく示し続ける。Be kind, Be careful ! 目覚めよ親切に! 目覚めよ、注意深さに! こう訳したら変だけど、BEにはやはり、目覚めよ!的な覚醒感がつきまとう。

BE動詞はご存知のように活用する。

I AM____と言った形は、主語 I の後はBE動詞 AM が来る。実は、このBE動詞のAMの最後のMは、MYとか、MEのような 【私系列】の言葉に特有な子音Mがついてくる。

つまり、Iは私、AMの語尾のMも私… 私が主語にも動詞にも乗っかっている、私!私!の自己主張がついている言語だと言える。

つまりI AM___だけで、I(私)AM(目覚めてるんだよ私)

これくらいくどく自己主張が、主語レベルでも動詞レベルでも行われている。

BE動詞は目覚めの記号。この目覚めの記号というコアから、いろいろな文法のからくりが氷解していく。

新年は新しい語学へ!という方は僕のCNNのコラムもどうぞお暇な時読んでみて下さい。

http://www.cnn.co.jp/adspecial/rosettastone_201209/35025274.html

 

 






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Dr.Tatsuhide Mizoe

溝江達英

言語をこよなく愛し、学んだ外国語は20ヶ国語以上にも上る国際言語学者。カナダ・ラヴァル大学にて、講義をフランス語で行い、受け持つ授業は北米最多クラスの年間270コマ超の、超人気の言語学教官として活躍中。

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